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『飢餓同盟』

安部公房著『飢餓同盟』新潮社、2006年。 1954年に大日本雄弁会講談社から出版された当時、安部公房30歳。 新潮文庫の背表紙を水色に戻してくれ!銀色はなんか嫌だ。安部公房だから銀色でしょ、みたいなのはわかるけど、水色の方が雰囲気でると思うんだけど.…

『1973年のピンボール』

村上春樹著『1973年のピンボール』講談社、2004年。 第83回(1980年上半期)芥川賞候補作。候補当時、村上春樹31歳。 『風の歌を聴け』は夏の話だった。『1973年のピンボール』は夏の終わりからはじまる。鼠三部作の第2弾。なんか完結編は『ダンス・ダンス・ダ…

『海と毒薬』

遠藤周作著『海と毒薬』新潮社、1960年。 第5回(1958年)新潮社文学賞、第12回(1958年)毎日出版文化賞文学・芸術部門受賞作。新潮社文学賞は、亀井勝一郎、河上徹太郎、川端康成、河盛好蔵、小林秀雄、中島健蔵、中村光夫、山本健吉、新潮社出版部長が選考委…

映画『勝手にしやがれ』

はじめてゴダールの映画を観た。おもしろかったといえばおもしろかったし、なんとなく格好いいし、ストーリーも把握できたつもりだけど、なぜか、サッパリ意味がわからない、という感想が出てきてしまう。どこがわからないのか、この映画において意味とはな…

映画『時をかける少女』

1983年の大林宣彦監督による、原田知世主演のバージョン。原田知世は当時15歳。わたし的にはかなり好きな映画。わたし的、以外の「好き」が存在するのかどうか知らないが。あまりにも有名な作品だし、大林宣彦だし、原田知世だしで、めちゃくちゃ権威のある…

『風の歌を聴け』

村上春樹著『風の歌を聴け』講談社、1979年。 第22回(1979年)群像新人文学賞受賞作。選考委員は、佐々木基一、佐多稲子、島尾敏雄、丸谷才一、吉行淳之介。受賞当時、村上春樹30歳。 私は『風の歌を聴け』をほとんど偏愛しています。気が向いたときに、何度…

『砂の女』

安部公房著『砂の女』新潮社、2003年。 第14回(1962年度)讀賣文学賞小説賞受賞作。選考委員は、矢鱈に多いので省略。受賞当時、安部公房38歳。新潮文庫の解説は、ドナルド・キーン。背表紙は銀色じゃなくて水色のほうがいいのになぁ...... ──3、4年生の時…

映画『キングコング 髑髏島の巨神』

TOHOシネマズ渋谷で観た。 以下、観る前、どのくらいのテンション感だったかのプチ記録です。観賞前に書きました。 昨日までそんなに観るつもりなかったけど、ストレス発散になりそうだったから、今日、急に観に行きたくなった。 映画のトレーラーみたら、面…

『岬』

中上健次著『岬』文藝春秋、1978年。 表題作「岬」で第74回(1975年下半期)芥川賞受賞。選考委員は、吉行淳之介、丹羽文雄、井上靖、永井龍男、瀧井孝作、中村光夫、安岡章太郎。大岡昇平は欠席。受賞当時、中上健次29歳。中上は1946年生まれで、戦後生まれ初…

『肝っ玉おっ母とその子どもたち』

ベルトルト・ブレヒト著、岩淵達治訳『肝っ玉おっ母とその子どもたち』岩波書店、2004年。 Bertolt Brecht, Mutter Courage und ihre Kinder, 1939. 岩波文庫の解説は、訳者の岩淵達治。 『三文オペラ』を何年か前に読もうと思ったものの途中で放棄してしま…

映画『ナイスガイズ!』

ヒューマントラストシネマ渋谷で観た。 70年代・アメリカ・探偵・コメディ......はい最高。タイトルのデザインを見た時点で勝利を確信した。映画の『69 sixty nine』が好きで、なんとなく似てるというだけなんですけど。 ライアン・ゴズリングは今、『ラ・ラ…

映画『プロメテウス』

これは酷い。毎秒ツッコミどころが5個ぐらいあった。観ていてイライラする。監督向いてないからやめろ、と思ったらリドリー・スコットだった。監督というより、完全に脚本家の問題だけど。 TSUTAYAで旧作4本400円キャンペーンみたいなのをやってたから、借り…